ナオの Anytime Smile Communication
第23回 「額の汗で相手の状態が分かる??」
〜ノンバーバルコミュニケーションについて〜 |
皆さん歯医者さんで「痛かったら左手を挙げてくださいね。」と言われて、痛かった場合どうしますか?
歯科衛生士のナオの経験では痛くて手を上げる人の割合は、うーん半分以下かもしれません。
そして、うがいをする時など患者さんが話せる時に「痛みますか?」と聞いても、「いいえ」と答える人も。
でも感覚は人それぞれ。実は我慢をしていて痛い場合もあるんですよね。
ナオの患者さんでも痛そうに見えるのに、痛いと主張をしない堀田さん(仮名)という方がいます。堀田さんは体格のがっしりした方で、今の季節でも汗を拭くミニタ
オルが欠かせないブランド物のネクタイが嫌味なく似合うステキな方です。
治療中に「堀田さん、痛む場所の時には我慢せずに教えて下さいね。実は我慢してませんか?」と言うと、汗をミニタオルで拭きつつ意外な返答が「はい、でも僕の場合、痛いと汗が出ますから。」その時堀田さんの額には汗が。それ以来ナオは堀田さんを治療する時は「痛む時は遠慮なく教えてくださいね。」とも言いますが、堀田さんの額に大注目です。
みなさんは人とコミュニケーションするときに何に注目しますか?「話しの内容」 もちろんそうですよね。伝えたいことがある時、どのように伝えるか、相手の人は何を言いたいのか気を使いますよね。
しかし、人はコミュニケーションする時に言葉で伝わるのは1割程度という有名な研究があるそう。
では私たちは言葉以外の何に注目しているかというのをこの間、みんなで考えていた時いろんな意見が出ました…。
身ぶり、手ぶり、表情、声のトーン、話す早さ、沈黙などの他にも服装、髪型、お化粧、姿勢、笑い方などなど。
他にも堀田さんの汗のように、顔色や息づかい(脈拍)などの生理状態も関係あるかもしれません。ナオは嫌なことを思い出すと無意識に呼吸が止まりますし(これは他の人からの指摘で初めてわかりました)。
私たちは相手の人のいろいろな部分から、相手の人を理解しようとしていますし、手がかりがあるんですね。
ちょっと専門語的に言いかえると、非言語、ノンバーバルコミュニケーションです。
ナオが堀田さんの一言をきっかけに額を気にかけるようになったように、自分が今まで注目していること以外の部分に目を向けてみると新しい発見があるかもしれません!
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