ナオの Anytime Smile Communication

第26回 「自分の言葉に敏感になりましょう」
  〜自分の思いこみに気づくことで人間関係がスムーズになるのです。
    NLPの実習を例として…〜

前回人はそれぞれ違う心の地図(価値観)を持っているとお話しましたが、それに関連して私達の言葉は大きく分けると、1.事実にもとづいた表現、と、2.自分の価値観による想像や解釈を加えた表現の2種類に分けられます(もちろん他にも分類方法はあります)。
つまり自分の地図というフィルターを通して表現したのが2つめの言い方です。

先日ナオがNLPセミナーを行った時に、この2つの表現を分けて言う練習をしました。
2人1組で、一人が相手を見て、事実の表現と自分の価値観による表現を交互に話すという内容です。
例えば事実は「ナオさんは座っています。」「ナオさんは髪の毛をピンでとめています。」
価値観は「ナオさんは楽しそうです。」「ナオさんはあまりお化粧をしていなそうです。」などです。

さて事実と思って話したけれど、実際これはどうなんだろう?と話題にあがったのは。
「○○さんは足が大きいです。」
「○○さんは髪を染めています。」
「○○さんは私の目を見ています。」
「○○さんはベルトと靴が茶色でコーディネィトしています。」
皆さんこれらは誰から見ても事実と言える表現だと思いますか?
厳密に考えると…
足が大きいのは、何と比べてなのか基準が分からず、その人の価値観で言っている。
髪の生え際が黒いと言えば事実ですが、髪を染めたというのは想像で言っている。
目を見ているかどうかは本人に確認しないとわかりませんね。実際この時こう言われた人は目ではなく、相手のネクタイを見ていたそうです。
ベルトと靴が同じ色でもその人がコーディネィトしたとは限らないですね。実際にその方は靴と鞄は茶色で合わせたつもりだが、ベルトは気にしていなかったそうです。
と実は全てその人の価値観をいれた表現なのです。

こう考えると、自分の思っていること、言っていることの多くが、自分の価値観から発生していることなんだなぁと気づきます。

私達は今までの経験から、きっとそうなんだろうと想像をしています。それは相手を思いやることであったり、日常生活を送るために大切なことです。
しかーし、それが「私はそう感じるけれど、いつ何時、誰でもそうとは限らない。」ということを考えるセンスを持つことも大切かなと思うのです。

「この人ってなんでこうなんだろう?」と憤った時などに、「それは私の思いこみ?」あるいは「相手はそれを良かれと思っているのかもしれないなぁ。」などと考える余裕があると良いですね。
そして冷静に考えても、納得いかない時には、上手にそのことを話し合いたいですねぇ。



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