ナオの Anytime Smile Communication

第27回 「お喋りな人とは会話が弾むからコミュニケーションが楽チン??」
  〜饒舌の裏に潜む心理とは??〜

ナオの働いている歯科医院には、いろいろな患者さんが来ます。

今日はある患者さんのお母様が初めて来院しました。年のころ50代なかばのとても上品なご婦人です。

受付から治療室へそのご婦人を案内して、「どこが痛いのか?」「いつから痛いのか?」など話しを聞いたのは臨床実習で勉強に来ている歯科衛生士の卵の学生さんです。そのご婦人はとてもハイテンションで、「オホホホ」と笑いを交えて饒舌に話していました。

その剣幕ははたから聞いていると「おやおやこれはすごいお喋りのオバサマだな」って感じるほどです。治療が始まっても、うがいをする時などタイミングがあれば話し出して…。

患者さんが帰った後、学生さんに「今の患者さんとのコミュニケーションはどうだった?」と感想を聞いてみると「よく話してくれたので、とても楽だったです。」とのこと。

さてこの「楽だった」というコミュニケーションは、心の通ったコミュニケーションだったでしょうか?その患者さんは治療中「私この位の口のあけ方でよいのかしら?」「口をあける具合がわからなくて水を飲んでしまいそう。」と実況中継かのようにいろいろと話していました。

その他表情などから、ナオは「この患者さんはとても不安で緊張しているのかもしれないな。」と感じていたのです。それを学生さんに言ってみると「そう言えば…。はじめに治療室に案内する時に緊張していた気が。

でもその方のお喋りにつられ、こちらからアクションを起こさなくても 会話が弾んだのでその後は気にしていませんでした。」とのこと。

このように、こちらが気を使わなくても楽に会話が弾む時、場合によっては相手の饒舌さの裏に切羽つまった気持ちが隠されているのかもしれません。これもまたナオの想像ですから実際のところはわかりませんが、相手の気持ちを汲みとろうとする姿勢は大事にしたいものです。

「相手のことを良く見つめて、そのような気持ちを汲んだコミュニ ケーションができたら、この患者さんとはもっと心が通じ合って、 患者さんも楽に治療を受けられたかもしれないね。」と学生との話しを終わりにしたのでした。

苦労しなくても会話の弾むような「楽な」コミュニケーション=心の通ったコミュニケーションではなく、上辺だけのコミュニケーションということもあるのかもしれないなとあらためて感じたナオでした。



ホームに戻る


お問合せ先 E-mail info@koi-beat.co.jp
Copyright(c) 2000-2006 KOI-BEAT Co. Ltd. All rights reserved.


HOME

コミュニケーション
ご紹介下さい!
ファーム概要
ブログ・TOPICS
活動記録
役立つリンク
サイトマップ





コイズミバナー

KOI-BEATはリンクフリーですがリンクしていただく際にご一報いただけるとうれしいです。下記のリンクボタンをお使い下さい