ナオの Anytime Smile Communication
第6回 「この人めっちゃ機嫌悪そうやわ…」
〜自分の価値観で相手を判断してしまっていませんか?〜
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私達は性格も違えば、今まで生きてきた人生も人それぞれです。ですから同じことでも感じ方、考え方も人それぞれです。
例えば「お年寄りに席を譲ったら、嫌な顔をされた」ということに対して「なんて可愛げのない年寄りなんだ!」というのは、よくありがちな話しですよね。
これは、年配の方のことを、本人も含めお年寄りと思うかどうかは、人それぞれ。
お年寄りだから席を譲られてしかるべきと思うかどうかも人それぞれ。
お年寄りは可愛くあるべきと思うかどうかも人それぞれ。
ですから席を譲ろうとした人、譲られた人それぞれの思いで幾通りもの組み合わ
せが考えられますよね。
例えば、若者が、「この人はお年寄りだ。だから席を譲るべきだ」と思っても譲られた人が、「私は老人ではない。だから席を譲られる必要はない」と感じていれば二人の思いの間には摩擦が生じてしまうのです。
相手の価値観を尊重しないで、自分の価値観を押しつける親切では自己満足に過ぎないなぁ。自分が親切にされたときは相手の思いに気づいて感謝できるのが理想だなぁと、ナオは思っています。
ですから、相手の価値観を感じ取る「鋭敏性」は大切です。
また「自分の思いこみだ」と気づける「鋭敏性」も大切です。
「自分の思い込みだ」と気づければ、相手に必要以上に期待することも、失望することも防げるからです。
まずは自分の思ったことに、自分でツッコミを入れることから始めてみませんか?
例えばある人を見て感じたことが、自分の価値観、思考回路での思いこみにすぎないのではないかな(「この人は今怒っているように見える」など)と。
今日ナオの患者さん(ナオは歯科衛生士をしてます)が、とっても不機嫌そうに来院しました。
ナオはその様子を察知して、「これはお待たせしちゃいけない!!」と即座に診療室へご案内。
エプロンをかけながらその患者さんとはラポール(信頼関係)が出来ていたので、ご本人にちょっと聞いてみました。
「今日はお疲れですか?最近もお仕事徹夜続きですか?」と。
そうすると「あ、いや、昨日飲みすぎて…。」と、苦笑いの患者さん。
その後、私が患者さんの歯をお手入れしている間は患者さん寝ていましたがお手入れの前後は笑顔で会話をすることが出来たんです。
「機嫌が悪そう。」という思いこみで、腫れ物にさわるように患者さんを扱うよりも本人に確認することで、格段に心地よいコミュニケーションをはかることができたなと思ってます。
「あいつは○○に違いない」「なんであいつは○○してくれないんだろう」的な感情を持った時にはぜひ、自分に「それは自分の思い込み・価値観に過ぎないのではないか?」とツッコミを入れる癖をつけてみてください。
そうすることで自分の気持ちに余裕ができるので、きっと今までとは違ったコミュニケーションが生まれることでしょう。
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