ナオの Anytime Smile Communication
第8回 「上司に自分の言いたいことを伝える魔法の方法?」
〜意見ではなく質問をすることで相手に気づきを与えられます〜 |
趣味の仲間でお酒を飲んでいた時、その中の一人の職場での悩みについて話題が出ました。
「K部長、ホントどうにかならないかなぁ…。」
ナオは彼とは職場も業種も違うので、細かいことはわからないのですが「自分の意見が正しいと思って、押しつける。ときに理不尽でさえあるのにそれに気づいていない。」ということのようなのです。
同じ職場で部所の違う友人が、そのK部長を客観的に見ても「急に部下を怒鳴りつけているし、自分もK部長の下では働きたく ないなと思う。」とのこと。
さて皆さんの上司がこのような人であった場合、どうしますか?
勉強して、理論武装して、あるいはディベートの技を磨いて上司に自分の意見を納得させますか?
自分を捨てて従いますか?
ちょっと極端な例かもしれませんが、このどちらかの行動をしている人が多いのかもしれません。
さてさてお酒の席で会話を続けていくと…。
友人は、K部長に誘われればお酒にも付き合うし、仲は悪くないと思っている。(ある程度ラポール=信頼関係はできている)
正論を振りかざしてそのK部長を言い負かしたいわけでも、自分の有能さを認めさせたいわけでもない。ただほとほと困っている。ということがわかってきました。
そこで友人にいろいろ質問しつつ、どのように会話が進んでいったのかというと友人が自分の意見として正論を言ったのでは、K部長のプライドを傷つけしまい、たとえK部長が納得する意見であっても認めてもらえなさそう。
であれば、K部長に対して意見するのではなく、質問という形をとるのはどうだろう?
K部長はその質問に答えるために考える過程で、自分の理不尽さや、新しいアイデアに気づいたり、部下である友人の意見を聞いてみようという新しい選択肢が増えるのではないかなぁと。
しかもそれらは部下である友人から直接言われたのではなく、K部長が自ら思いついたこと。
だから「君の言う通りだ。私が間違っていたよ。」と恐らくK部長が嫌うであろう、自分の非を認める必要がないので、彼はスムーズに方向転換(行動変容)ができるのではないかなと。
このように会話が進んだ後、友人は、「解決の道が見えたような気がする!!」と言っていました。
これは最近ビジネス書の分野で話題になっている「質問力」の変化球的な使い方ということになると思うのです。「質問力」は、顧客や部下に対してだけでなく、上司に対しても効果がありそうですね。
次回からはその「質問」についてお話ししたいと思います。
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